赤ら顔・酒さ治療とは？

赤ら顔・酒さの治療は顔の持続する赤み、毛細血管拡張が治療のターゲットとなります。主にフォトフェイシャル（光治療）あるいは血管レーザー（ダイレーザー＋Nd:YAGレーザー）で赤みを徐々に改善させるものになります。

赤ら顔・酒さの分類

• 第１度：紅班性酒さ。淡い赤みから始まり、次第に毛細血管拡張が目立つようになります。
• 第２度：酒さ性ざ瘡。ニキビに類似した赤色や黄色のおできができるようになります。
• 第３度：鼻瘤。主に鼻にしこりが集簇し皮膚全体が肥厚し瘢痕様に硬くなります。

主に第１度から第２度が治療対象となります。第３度の重症例は炭酸ガスレーザーやアブレージョンなど外科的治療が必要になります。

赤ら顔・酒さになる原因

赤ら顔・酒さの原因は多岐にわたりますが主に以下の要因が知られています。

1. 遺伝的な体質
2. 紫外線刺激
3. 摩擦刺激
4. 香辛料・刺激の強い食品
5. 飲酒
6. ホルモンバランスの乱れ
7. 気温の寒暖差
8. ニキビダニの増殖
9. ステロイド外用剤の長期連用（酒さ様皮膚炎
10. ニキビや皮膚炎の後の赤み（炎症後紅班）

赤ら顔・酒さ治療はこんな方におすすめ

• 顔の赤みがずっと持続して治らない
• 頬や鼻周囲の毛細血管拡張が気になる
• ニキビなどの炎症の後の赤みがなかなかひかない

当院の赤ら顔・酒さの治療

フォトフェイシャル（M22／E-max）

血管レーザー（シナジーMPX）

エレクトロポレーション（ビタミンB12導入）

赤ら顔・酒さ治療の流れ

①問診表の記載

基礎疾患、内服薬、過去の施術歴、毎月のご予算、ご希望の施術内容などを記載していただきます。

②医師による診察

皮膚科専門医、形成外科専門医による診察を受けていただき、患者様のしみに適した治療をご提案させていただきます。その際、施術後のダウンタイム、アフターケア、治療間隔と必要な回数などの説明をいたします。

③洗顔

施術部位は洗顔していただき、メイクも日焼け止めも落としていただきます。あらかじめメイクしない状態でご来院していただいてもかまいません。

④施術

医師あるいは専属スタッフにより施術となります。基本的にはフォトフェイシャルは１５－２０分ほど、レーザー治療は範囲にもよりますが１５ー３０分ほど、エレクトロポレーションは１０ー２０分程度かかります。

⑤定期的なメンテナンス

血管レーザー治療後は一時的に毛細血管が紫色調になることがありますが時間とともに徐々に薄くなっていきます。施術後からメイクは可能です。紫外線対策を徹底していただきます。フォトフェイシャルや血管レーザーは約４週おきの施術となりますので定期的にご来院していただきます。血管腫の場合は状態に応じて照射間隔を伸ばして施術しております。